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管理人Amberがひっそりと書いた詩(散文)を、 こっそりと公開することを目的として開設された空間。 更新は極めて遅い事が特徴。
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あの扉を開けて 光射す世界へ
真白く 目も眩む 外界の空気に
焦がれて君は 泣くのかもしれない

僕は ずっと この場所にいる
僕は ずっと この場所から

君を 見ていた

あの扉の向こうへ 歩みだす
君の笑顔を 僕は見送る

君の姿が霧の向こうに 溶けてなお
僕は 君を 見送った

何度も 何度も 
繰り返し 繰り返し
君を見送り続けている

君が 僕を 知らなくても
君が 僕に はじめましてと告げても

僕は 君を 見送り続ける


あは 
あはは……
門番・1を出す前に門番・2を出しちゃったよ。
とっくにアップしてあるもんだと思ったら、全然なんにも、全く手つかずだった訳だ。
そんなこんなで、異例の二作アップになりました

門番・1は寝る前に作ったモノで、がんばれ自分! みたいな感じなんだよ、これでも。
見送っているのは過去の自分だったり、もう一人の心の奥底にいる「理性」とか「良心」とか呼ばれるような、
なんと言うか「天使の心」と「悪魔の心」みたいなキャラクターで、落ち込んでも、悔やんでも、泣いても笑っても自分をちゃんと見つめているもう一人の自分がいるってイメージなんだけど、
もう、説明すると何言ってんだかわかんないのでやめます。

だから作品は読んでくれた人が、自分なりに解釈したものが正解なんだと思うんですよ。
私はこう言う意図で書いたから、こう言う受け止め方をしろなんて考えには賛同できませんです。

時に、私もびっくりな脳内浄化した感想を頂くと、またそれが次の作品にのネタになるなんてこともあるし。
いろいろな受け取り方してくださいませ。

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行く者に記憶なく

 
 帰る者には忘却が纏い付く


見送る者は行く末を知り


迎える者は新たに希望を抱き


旅人は一時の寝床を喜ぶ


疲れを癒やし迎えた朝が


再びの門出とならん


美容院に行ってきました!
半年振りでカットして来ました~。
頭軽いです。
ロングからセミロングになりましたからねー。

門番・2 は 門番・1 の後にバスの中で出来ました。
何度も同じ過ちを繰り返したり、失敗を重ねても、
それでも大丈夫、何度だってやり直せば良い、って見守ってくれるそんな何かの存在を門番に喩えてみたりしました。

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僕の声が聞こえたら

どうか此処まで来て欲しい

 

この冷たい牢屋から

これ以上は伸ばさせないほど

腕を伸ばし

手を伸ばし

指を伸ばし

僕は待っている

 

声も枯れ果て闇を見ることも出来ず

耳に届くは静寂ばかり

 

疲れ果て

伸ばした腕が床を抱き

伸ばした手が床を撫で

伸ばした指が床を這う

伸ばした爪がギリギリと音を立てる

 

もう時間がない

もう僕が続かない

もう君は来ない

 

もう僕の命が尽きる

 

君を待って

この寂しい牢獄で

どうして僕は孤独に朽ちる

 

僕のファム・ファタル

永遠にいつまでも

君を愛す――



ってな訳で新年明けましておめでとうございます。
いや、もうそんな時期超えてますけど……。
しかも、一発目からなんですか、このクラクラ真っ暗なタイトルは
前のパソコンが壊れる前に書いたモノで、データが救済されたのでお目見えできましたシロモノでございます
と言う訳で、今年もこんな路線かな、と思いますが、よろしくお願いします。

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今 眼を閉じれば 見えるだろうか

鮮やかに より鮮明に

しかし それは冷たく静かな炎のようで

最期の褥に相応しい


跪き 祈りを捧げ 

深い呼吸をゆっくりと三度

体に冷たく確かな糧が満ち

光を求めた その果てに

君は 何を 想うだろう


恐怖か 恐れか 叫びの声か──

君が示す畏怖ならば

きっと僕を楽しませてくれよう


そして僕は 君を

温もりから見放され行く君を

この胸に抱きしめる


二度と僕を映さず

再び囀る事のない君を抱きながら

僕は 何を 想う──?


君が見た景色が

果たして僕に 

見えるだろうか──




ってな訳で、久々のネタで更新パチパチパチ……って、虚しいことは止めなさいって感じですね。
えっと、ちょっとかなり芸風が原点に戻ったかなと思います。
固執・執着・溺愛がモットーな私の作風。偏執的な恋愛物を昔はよく書いてました。
今でも書けるかしら?
文章って、書かないとどんどんスキルダウンしていく気がします。
っていうか、確実に此処数年で鈍りました。まともに物語を綴ることがなくなった為でしょう。
最近はもっぱらお仕事でマニュアル作成係ですから、もうあんまり文章能力を磨かなくても問題ないのさ。
って感じでとっても悲しい現実が……。
ああ、もうちょっとまともに文章書けたらな……と最近本気で思うのでした。

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どんな形にせよ 僕は 僕以外を 愛せるはずがないと 知っていた──


臆病者  卑怯者  ナルシスト  


勝手に何とでも好きなように 呼ぶが良い


君が描いた僕の姿は 所詮 都合の良い 幻想だったと知るはずだから──


僕を愛した君こそ 水面(みなも)の姿を愛でた 愚かな水仙







ナルキッソスの神話……水仙の語源ですね~~。

コトバの章に分類しましたが、散文の章でも良いかなぁって未だ悩んでますOTL
気持ちは短編書けるぞ 短編! な、感じんですけど、めんどくせ~~みたいな
だめじゃん 

……問題
僕と君は同一人でしょうか。それとも別人A(僕)と別人B(キミ)でしょうか。

……答え
どっちゃでも良いですが、
当初、
僕はキミに振り回されて疲れちゃったよ
よく考えたら僕は気にのこと何とも思ってなかったんだよね
なんでそう都合よく解釈できるんだろうね、キミって……。
みたいな冷めた感じの短編ネタでした
でも、オチというか、ストーリーになんも発展性も見込めず、当然面白くないよねって思ったら、考えるのさえ疲れたデス。
 ただ、ここでこう言う表現にしてみたら、なんだか鏡の中と外でやり取りしてる感じにも見えたので、それはそれで良いか……なんて。
 すみません

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このブログについて
タイトル:遺失物係
管理人 :Amber
Q:管理人やブログを一言で表現するなら?
A:閉鎖的(色んな意味で)。

注意書:
・当ブログは管理人Amberが趣味で書いた創作文を中心としています。
・当ブログの内容は総て無断掲載・無断使用の類いは一切禁止です。

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