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管理人Amberがひっそりと書いた詩(散文)を、 こっそりと公開することを目的として開設された空間。 更新は極めて遅い事が特徴。
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 訳もなく 悲しくなる瞬間
 意味さえ知らぬ哀しみが 心を満たす
 
 私が死んだらと 車窓を流れる景色に問う
 この身の生まれた意義を 誰かに尋ねたくなる
 心から愛した経験
 心から愛された事
 虚しさと孤独が やがてこの大地を沈める水のように
 ゆっくりと優しく 二度と這い上がれない淵へと誘う
 
 焦燥感とか無力感とか
 それは失望なのか あるいは恐怖か
 
 私に何ができただろう 窓に映る瞳に問う
 私は何をしなかったのか 求める答えは何処かに
 足りないもの
 欠けている事
 気づいていても 分かっていても
 誰かに塞いでと 届く音を持たぬ叫び
  
 大丈夫
 私は平気
 魔法の呪文
 呪いの言葉
 
 これから先もこれまでも
 やがてこの地に証しの消えるその日まで

えーと、本屋に行って、いろんなタイトルを眺めていたら、酷く不安になりました。
理由なんてわかりません。
分からないから、こんなの書いてます。

で、私が死んだらってのはここ最近の私の思考の一部。
最近よく考えるんですよ。
もし、突然死んじゃったらどうなるのかなって。
ニュースを見ても、人ごとじゃないくらい、いきなり無差別に殺される現実は物騒極まりないし。
車もいつ突っ込んでくるかわからないし、地震で死んじゃうかもしれないし。
当然人はいつかは死んじゃうんですけど、それが早いか遅いかってだけのことかもしれないってのは分かるんですよ。
だけど、生きている今、何をすれば「存在意義」が保てるのか、良くわからない。
だから、なるべく善良に生きてるつもりなんですけど、それでもやっぱり他人を知らないところで傷つけたり、悲しませたりしているんだろうと。
自分が悲しいとか辛いとか、その辺はもうしょうがない。
どうしようもない事実だから、受け止めるしかないと割り切ってる。だけど、あまりに理不尽すぎて泣けることもしばしば。

所詮、私は了見の狭い奴ですから、自分に関わる人とその人が大切に思っている誰かの幸せくらいしか望めません。見知らぬ誰かのためにまで幸せを願えるほど広い心は持っていません。

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このブログについて
タイトル:遺失物係
管理人 :Amber
Q:管理人やブログを一言で表現するなら?
A:閉鎖的(色んな意味で)。

注意書:
・当ブログは管理人Amberが趣味で書いた創作文を中心としています。
・当ブログの内容は総て無断掲載・無断使用の類いは一切禁止です。

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